2006年07月29日(土)
81■父親
先日のホノルル発成田行きで。
出発前に、担当しているお客様について連絡事項がありました。
そのお客さまは、ハワイ旅行中にご主人を亡くされていました。
そのご夫婦は、ハワイで娘さんが結婚式を挙げられるのでそれに出席するためにハワイに向っておられました。行きの機内でご主人の具合が悪くなられましたが、ホノルルに着いてすぐ救急病院で手当てを受け、少し様態は良くなられたそうです。
娘さんの結婚式をキャンセルしたくないし、どうしても花嫁姿が見たいというご主人の希望で結婚式は行われました。娘さんの花嫁姿もごらんになったそうです。
ですが、やはり無理をしてらっしゃったようで、式の翌日にまた体調を崩され入院。そのままホノルルの病院でお亡くなりになりました。色々な手続き等もあり、それが終わり、奥様一人で成田へ帰られることになったようです。
7月は私の父親の命日でもあります。一人でいらっしゃる奥様の姿が、自分の母親と重なってしまいました。
お食事も召し上がらずお休みにもなれない様子でした。お飲み物でもとお席にお伺いすると、娘さんの結婚式の写真をごらんになっておられました。
色々とお話する事になりました。
途中、自分の父親の命日が近い話をすると
「お母様はお一人ですか?」
と気遣ってくださいました。父が他界してから7年がたちます。今は母も一人で頑張っている事を話すと
「お母様も寂しいでしょうね。私もこれからは一人で生きていかないと駄目なのね」
と話されます。なんだか、胸が苦しくなりました。
母は暫く体調を崩したりしていましたが、今は趣味を見つけなんとか頑張ってくれています。その話をすると
「私も頑張って生きていかないとね。主人の分も孫と過ごせるように」
と、ご主人の思い出を語ってくださいました。
普段からあまり感情を出すタイプではなく、温厚な方だったそうです。が、娘さんの結婚式に出席する事は、どんなに周りの人が反対しても絶対に譲らなかったそうです。
再入院され最後息を引き取られる前に、奥様に
「楽しかったよ」
という言葉を残されたそうです。
「今まで一緒に生きてきた中で、多分最高の褒め言葉だったと思います。これから一人になっても主人が残してくれた一言で頑張れるような気がするの」
私は父の最期に間に合いませんでした。ちょうど、ホノルル便のフライトに乗務している時で、ハワイに着いてすぐ知らせを聞き、その足ですぐに日本に引き返しました。が、私が見ることができたのは、普通に眠っているような姿の布団の中の父だけでした。
私の父も普段から私の行動に口を出すタイプではありませんでした。
が、私が将来の事で悩んだ時、病気をして精神的に不安になり両親にあたり辛い思いをさせた時に、
「自分が死ぬ時に人生を振り返って、まあ悪くなかったな、と思えるように生きなさい」
と言ってくれた言葉は今でも心に残っています。父がそう思えたのか、知る事が出来ませんが、自分が死を迎える時にそう言えるように生きて行きたいと思っています。
今回のお客様との出会いで父の事を思い出しました。そして、頑張ろうという気持ちになりました。日常に起こる様々な事で忘れてしまいそうになりますけど、最後は、
「自分の人生悪くなかったよ!」
笑って言える生き方をしたいです。
今回、ちょっと暗い話になってすいません。
日本はまだ梅雨明けしませんがハワイは凄くいい天気が続いております!
日差しもきついので日焼け止めは忘れずに!
楽しい時間を過ごしてくださいね。
出発前に、担当しているお客様について連絡事項がありました。
そのお客さまは、ハワイ旅行中にご主人を亡くされていました。
そのご夫婦は、ハワイで娘さんが結婚式を挙げられるのでそれに出席するためにハワイに向っておられました。行きの機内でご主人の具合が悪くなられましたが、ホノルルに着いてすぐ救急病院で手当てを受け、少し様態は良くなられたそうです。
娘さんの結婚式をキャンセルしたくないし、どうしても花嫁姿が見たいというご主人の希望で結婚式は行われました。娘さんの花嫁姿もごらんになったそうです。
ですが、やはり無理をしてらっしゃったようで、式の翌日にまた体調を崩され入院。そのままホノルルの病院でお亡くなりになりました。色々な手続き等もあり、それが終わり、奥様一人で成田へ帰られることになったようです。
7月は私の父親の命日でもあります。一人でいらっしゃる奥様の姿が、自分の母親と重なってしまいました。
お食事も召し上がらずお休みにもなれない様子でした。お飲み物でもとお席にお伺いすると、娘さんの結婚式の写真をごらんになっておられました。
色々とお話する事になりました。
途中、自分の父親の命日が近い話をすると
「お母様はお一人ですか?」
と気遣ってくださいました。父が他界してから7年がたちます。今は母も一人で頑張っている事を話すと
「お母様も寂しいでしょうね。私もこれからは一人で生きていかないと駄目なのね」
と話されます。なんだか、胸が苦しくなりました。
母は暫く体調を崩したりしていましたが、今は趣味を見つけなんとか頑張ってくれています。その話をすると
「私も頑張って生きていかないとね。主人の分も孫と過ごせるように」
と、ご主人の思い出を語ってくださいました。
普段からあまり感情を出すタイプではなく、温厚な方だったそうです。が、娘さんの結婚式に出席する事は、どんなに周りの人が反対しても絶対に譲らなかったそうです。
再入院され最後息を引き取られる前に、奥様に
「楽しかったよ」
という言葉を残されたそうです。
「今まで一緒に生きてきた中で、多分最高の褒め言葉だったと思います。これから一人になっても主人が残してくれた一言で頑張れるような気がするの」
私は父の最期に間に合いませんでした。ちょうど、ホノルル便のフライトに乗務している時で、ハワイに着いてすぐ知らせを聞き、その足ですぐに日本に引き返しました。が、私が見ることができたのは、普通に眠っているような姿の布団の中の父だけでした。
私の父も普段から私の行動に口を出すタイプではありませんでした。
が、私が将来の事で悩んだ時、病気をして精神的に不安になり両親にあたり辛い思いをさせた時に、
「自分が死ぬ時に人生を振り返って、まあ悪くなかったな、と思えるように生きなさい」
と言ってくれた言葉は今でも心に残っています。父がそう思えたのか、知る事が出来ませんが、自分が死を迎える時にそう言えるように生きて行きたいと思っています。
今回のお客様との出会いで父の事を思い出しました。そして、頑張ろうという気持ちになりました。日常に起こる様々な事で忘れてしまいそうになりますけど、最後は、
「自分の人生悪くなかったよ!」
笑って言える生き方をしたいです。
今回、ちょっと暗い話になってすいません。
日本はまだ梅雨明けしませんがハワイは凄くいい天気が続いております!
日差しもきついので日焼け止めは忘れずに!
楽しい時間を過ごしてくださいね。
90■謹賀新年
1月14日
89■年末年始 12月30日
88■毎年恒例 12月13日
87■禁煙制度 11月26日
86■インフルエンザ 11月3日
85■最新セキュリティー情報 9月30日
84■手話 9月19日
83■うだうだといろいろ 9月1日
82■液体にご注意! 8月12日
81■父親 7月29日
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朝から胸がつまって涙しました
全ての人に、時間の終わりがあることは理解しているはずなのに、それでも自分の親だけは、永遠に元気で、昔と変わらず叱ってくれたり、励ましてくれたり、それが当たり前のような気がしてしまうのは・・・。(涙)そう願ってしまうのです。
翔子さん、いつもありがとうございます。
貴方のお話に微笑ましくなったり、ふと考えさせられたり、同感したり・・・ハンドルネームである貴方のお名前は、決してフライト中私たちにわかることはないけれど、それでも、素敵な
FAさんにお会いすると、この方が翔子さんかも…とほのかな期待を抱いてしまいます。
翔子さんの笑顔に、パワーをもらっている人たくさんいます。
繁忙期で大変でしょうが、お体気をつけてくださいね。
翔子さんは、
>今回のお客様との出会いで父の事を思い出しました。そして、頑張ろうという気持ちになりました
と、仰っていますが、そのお客様もきっと翔子さんの言葉に
何かしら励まされたことと思います。
最後の一言
「楽しかったよ」、
奥様への最高の言葉ですね。
今でも人間は愚かで
醜い生き物だと思ってますけど、
今回の記事は「人」の素晴らしい
温もりを感じれました。
ありがとうございます。
亡くなられたご主人はとてもすばらしい言葉を奥様に残されたと思います。 奥様にはご主人の分まで素敵な人生を送っていただきたいと心から思いました。
ご主人が亡くなられて、奥様も悲しく辛いでしょう…翔子さんのお母様の様に、楽しめる事を見つけご主人の分も元気に過ごしていけます様に。
私も、翔子さんのお父様と同じ様な事を父に言われました。
「楽しかった」…振り返った時、そう思える人生を送りたいです。
哀しくて、切ない涙が、最後は温かい涙に変わっていました。
もっと、両親はもちろん、人との時間を大切にしようと思いました。
いいお話を、ありがとうございます。
多くを口に出さずとも伝わってくる人の心。あらためて人生を見つめ直すきっかけにしたいと思います。翔子さん、ありがとうございました。そして、それぞれの世界で力一杯頑張って、悔いの無い人生になるように努力しましょうね。
父を思い出させてくれてありがとう。これからもいいお話待ってます。
大事な何かを思い出しました。
そして考えました。
そして頑張ろうとおもいました。
本当にすばらしい、お仕事ですね。
そして素晴らしいブログですネ。
ありがとう。
よくこちらを拝見しています。
私も7月に父を亡くしています(この7月ではありませんが)。
このお客様と母とが私もダブってしまいました。
そして、その数年後に兄を33歳で亡くしました。
最愛の夫と息子を失った母の気持ちを思うと、どうしてよいかわかりませんでした。
最初は「亡くなった人の分まで頑張って」と気負っていましたが、今は、私は自分らしく生きて、母にも自分の人生を自分のために生きてほしいと思います。
生まれてきた以上はその命を全うして
「まあまあだったじゃん」
って思えるようにしたいです。
今日からまたがんばるぞ。
実は1週間前に父が癌で他界しました。今年5月に主人と3年振りのハワイを楽しみ、帰国の報告電話をしたところ、その電話で体調が悪い事を知りました。“お土産はチョコレートでいいんだよ。”という控えめなリクエストだけを言い、元気に送りだしてくれたのに…。晴天の霹靂でした。
一人残された母は毎日泣いています。私は自分の寂しさよりも、母を元気付ける毎日です。時間はかかるでしょうが、母が元気になるまで見守っていくつもりです。
翔子さん夏休みに入り激務かと思います。
体調にはくれぐれも気をつけて素晴らしいフライトを!
あのお客様とお会いしてからは父の事を思い出す事が多く、
夏に自転車に二人乗りをして(違反ですが・・・)近くに買い物に行った事や子どもの頃頭を怪我した私を抱きかかえて近所の病院に走ってくれた事など色々な思い出があるな~
と振り返る日々です。 もう二度と会えないと分かっているのですが父にお礼が言いたいです。
たくさんの愛情をくれていた事を当たり前だと思い何時までも
ある物だと思っていた自分が情けないです。
ご両親がご健在の方は大切にして下さいね。
皆さんのコメントにもっと頑張ろうという気持ちになりました!
ありがとうございます!
2年前にハワイで結婚式をしたのですが、義父が末期ガンを発病し
その後亡くなってしまい、写真だけの参列になりました。
義父がキャンセルだけはしないように、ということで挙げた式でしたが
なかなか笑顔の写真が取れなかったのが残念でした。
でも家族一同が、悲しい気持ちを1日でも忘れることができたと喜んでくれ
義父のことがきっかけで、バラバラだった夫の家族がまとまり
最後の数週間でしたが、娘として可愛がってもらった思い出が残っています
それから2年、今年の私たちの結婚記念日の翌日に同じハワイで義兄が結婚しました
義姉になる奥さんは、翔子さんと同じ職業です
(ありがたいことに仲良くさせてもらってます)
義姉もきっと翔子さんと同じ経験をしているのだな~と思いながら読ませてもらってます
これからも頑張ってください!
ハワイを訪ねるたびに、父を連れて来れなかったことが残念に思われます。でも、私がハワイを楽しむことが何よりの供養になると信じてます。
今日、ホノルルから帰ってきたところですが、今回もたくさんの出会いがあり、楽しい旅になりました。
いろんな方が、いろんな思いを抱えてハワイと行き来してらっしゃる事でしょう。誰にとっても、時間とともにいい思い出だけが残る旅になればいいなぁ・・・・・・
とってもいいお話しをありがとうございました。
無理をされてらっしゃった⇒無理をしていらっしゃった。
などなど、敬語の間違った使い方が大変目につきます。
サービス業に従事していらっしゃるのなら、
もう一度正しい敬語の使い方のお勉強をなさったら
いかがでしょうか?
翔子さんはアメリカ生活のほうが長い方なんです。
文章チェックはモーハワイがやってます。
間違ってすいません。直します。
ありがとうございます。 普段から気をつけているつもりなのですが文章にした時に間違った表現をしていたかもしれません。
以後気を付けます。
ただし、この記事を中傷するつもりは全くありません。
違和感とは、この娘さんは、なぜ、そこまでハワイでの挙式に固執したかと言うことです。
父君が親族からハワイ行きを反対されたということは、かなり具合が悪かったのでしょう。
にも拘らず、父親の命と引換えにハワイで式を挙げなければならないほどのどんな理由が、娘さんにはあったのでしょうか?
(仮に、子供の頃からハワイで式を挙げることが夢だとしても、父親の命を引換えにすることはない、と考える私の頭は古いのでしょうか?)
娘を持つ身の私としても、娘の花嫁姿を見るためなら、命を賭しても悔いは無いと思っています。
また、妻が同様な状況で命を落としても、自分たちの子供のした事なので、誰にも文句は言わず、記事の母君の様に自分に言い聞かせると思います。
以上、違和感を覚えた点を述べさせてもらいました。
最後に、私は記事を中傷するつもりは無く、私の記事により混乱が起きないよう、あえて少し遅く書かせていただきました。
また、翔子さんもそのことを言いたかったんではないと思います。だからハルさんのコメントに逆に違和感を感じました。
「キャンセルしたくない」と思ったのは、娘さんではなくて、亡くなったお父さんだと、読めるのですが。。。
アタシは以下のような会話を勝手に想像していました。
娘「お父さんが具合が悪いのでハワイの結婚式キャンセルした方がいい?」
父「お父さんの事は気にしないで、予定通りハワイで結婚式しなさい」
娘「お父さん、ありがとう」
父「娘よ、幸せになれよ」